忠臣蔵侍の御助勢
1970年代、タミヤという模型メーカーがダントツの技術で模型界をリードしていた。
極限までリアルなモールドと正確な説明書で他社を圧倒
何よりも、その物の歴史的活躍を語たり、モデラーの想いを満たしてくれた。
そして、ミリタリーブームを興し、ヨーロッパ大戦に多くのモデラーが夢中になった。
そんな中、突如として、忠臣蔵フィギアセットを出した・・・・・・・
ヨーロッパ大戦一辺倒だったミリタリーモデラーの前にですよ。
『なんじゃコラァ』 で御座った
ドイツ兵に肌色を塗るのがやっとなのに・・・・・
黄色人種の肌色も売ってないやん。
そのリアルさは、それまでのドイツ兵とは違い、格段の良い出来なり。
只、買ってはみたものの、フィギアの塗装の難しさと細かな紋柄の要求で制作意欲を挫けさせたことは、否めない。
それより、【忠臣蔵】というアイテムに興味無かったのである。
数十年後、これを使って、戦国武者を作ることになるとは・・・・捨てなくて、良かった。
弓武者を使って、みよう。
頬ぺたに台尻を当てて、狙いを定める火縄銃は、弓を構えるポーズとよく似ている。
只、火縄銃は、発砲衝撃を逃がす為に右肘を上げるらしい。
肘を上げてみた♪
右肘が上がり、ポーズが決まる。
顔も倭人ぽく、鼻低く、瞼を強調した・・・・・
写真アップで気がついたが小袖が左まいでは、御座らぬか
死に衣装とは・・・・
戦への覚悟の表れなんか?
ただの失敗やろ
戦国乱世に御招待致したい!