戦国情景

ミニチュア戦国情景模型工房にようこそ!

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

足軽甲冑胴製造

二枚仏胴 元亀三年(1572)、三方ヶ原の合戦は、武田信玄最強の時期。 それも、京へ目指そうと駿河を蹂躙せんとした時。 揃いの御貸し具足にもきっちりとした決まりがあったはず。 二枚仏胴・・・二枚の甲冑胴で身体の前後から挟み、脇の下の紐で結ぶ。 本来は…

槍足軽

槍足軽 戦国時代の人の身長は、現代人より低いだろう。 150センチ平均・・・・? 長柄槍と揃いの具足を持たされた農民は、村の代表。 ここは、体格の良い者から、選ばれたにちがいない。 160センチ平均としたいでござる。 城主様からの命令で武士でもない農…

長柄槍製造

続、長柄槍 槍棒部分は、一本の棒にあらず、心棒のまわりに竹とかで芯周りを囲み、布で巻き付け、漆で固めている。 長さは、三間(5.4メートル)、直径は、3センチ? 棒の太さがはっきりしない。 しかし、3センチとは、弱々しく感じるが物干し竿も掃除機のパイ…

長柄槍

長柄槍 戦国足軽が使ったという長柄鑓・・・ その長さは、5メートルになる。 物干し竿どころの話では、無い。 『長い』 戦場を核として、多数使われた長柄鑓だが 江戸期の武者槍ばかりで戦国期の実物が残って無いんですよ。http://img.mixi.jp/img/emoji/79.…

がったりと受けつつ?

合当理(がったり)と受筒(うけつつ) 当世具足の背でカチャかチャとなる金具? 金具の丸い輪に指物を通し、受筒に差込んで旗指物を固定した。 そんな立派なものが足軽御貸し具足に付いていたのか? 腰帯に縛り着けとけば、良いのではないのか? 只その場合、陣…

旗指物

元亀三年 三方ケ原 軍の前方にて、騒がしい声が上がった。 合戦が始まったのか? 仲間の背中と旗で何が起こったのか、見えない! 親方のかけ声で一斉に前方へ走る。 陣笠に飛礫が当たったが痛みなど感じない。 突如、視界が開いた。 旗指物の色が違う!! 敵…

槍足軽

槍足軽 1570年代前半、長柄部隊が戦場の核だった時代。 部隊の進退で戦場の駆け引きが行われ、その部隊の多くは、農民の出身。 鍬を長い棒に持ち替えて、上から、叩くだけ。 普段の農地耕作動作と同じことで特別な訓練無しで行える。 彼等を盾にして、後方に…

赤備え

その時、山火事が起こったのかと思う位、 突如、戦場地が真っ赤に変化した・・・ それがスルスルと野火のごとく、こちらへと向こうてきた。 朱色の具足を身にまとい、真紅の旗をなびかせた軍団だ! 遠方よりは、神々しく、みやびに見えたが 近づくにつれ、恐…

お初にお目にかかる。

戦国情景模型ブログをはじめました! コメント大歓迎です。 これからどうぞよろしくお願いします! 赤備え 元亀三年(1572) 京を目指し、破竹の進撃を続ける武田信玄。 徳川の浜松城を素通り! 苦虫を味わらされた徳川軍は、追いすがるが 武田軍が急転、魚燐…