2011-01-01から1年間の記事一覧
【戦国まつり】 3月27日 雑賀孫市まつり 3月11日東北地方太平洋沖地震が起こり、大災害となり、日本各地の祭りが中止となる中、勇気というエールを東北へ送った最初の戦国祭り。 5月3日 下鴨神社流鏑馬神事 初めての流鏑馬拝見。 5月4日 志紀永吉神…
【大阪秋の陣】 大阪府知事、大阪市市長両選挙の大阪秋の陣の話ではござらん。 『大阪城秋の陣』でござる。 その地元大阪では、先月末、大阪城で今年最後のイベントがありました。 ぜんぶ、無料公開なのです。 さすが大阪城天守閣殿でござる。 みなさん!ご…
【鉄砲足軽】 天正三年五月二十一日早朝、長篠城西一里【設楽ヶ原】にて、武田軍と合戦相成り候。 谷間の山沿いに馬防柵を連ならし、野陣とした織田軍。 そこへ長篠城を囲み攻めをしていた武田軍が突入。 その谷間は、二百メートルと狭い。 折しも梅雨時、幾…
【長篠設楽ヶ原古戦場】 眼の前に田畑が広がる山すそ。 その山すそへは、田畑が緩やかな勾配地となり、その直前に川が流れる。 高低差が自然と生まれる。 そこに馬防柵を二重三重と交互にして、連ならせた。 そこへ織田軍鉄炮衆が陣をしいた。 この地訪れた…
【逆茂木】 古代より、砦防御の壁として、柵と逆茂木が使われていた。 逆茂木とは、敵の侵入を防ぐために,とげのある枝や先端をとがらせた木の枝をさかさに立ててはりめぐらした垣根。(百科事典マイペディアより) 残念ながら、それがしの僅かな城めぐりでは…
【馬防柵】 合戦場で敵方騎馬の突撃を防ぐための柵。 足軽頭; 今度の出陣は、木材持参致せとのお触れじゃ! 足軽甲; 何用に重たきものを持たにゃーいかんとか。 足軽乙; 殿しゃんには、訳あってのことじゃろ。 足軽丙; 明日、出陣ぞぉ!間に合わんぞ。 …
【鉄炮足軽完成】 騎馬武者から、戦国の花を勝ち取った鉄炮足軽・・・・ 操作が遅く、高価過ぎる武具、雨にも弱く、接近戦には、向かなかった。 それでも鉄炮出現で戦国時代の戦い方を変えた。 戦国まつりのハイライトでも大衆の期待を裏切jらない轟音 彼ら…
【黒漆塗】 戦国足軽胴と言えば、桶川胴が有名。 現代に残るその多くが鉄製・・・ 革製と紙製があると聞くが五百年前のものが鉄製胴以外に残っているのも珍しい。 只、どれも漆塗を施されている点では、作る方も気にせず作れることにホッとする。 前前回の鉄…
【火蓋を切る!】 今月16日、堺パレードを間近で見る為、早朝より最前場所を確保していた。 それも火縄銃を撃つであろう赤線を引いた道路脇をである。 だが、発砲場所は、違った・・・・ それに気づいた時、瞬時に最前席を蹴り、後列の人をかき分け、火縄銃…
【堺1600年パレード】 戦国時代に名を馳せた堺。 商人の町、海外貿易港、鉄砲の町といろいろと・・・ この日曜日に38回目の堺まつりが行われた。 隣町なのにこの歳まで見たことが無い、情けない 昨日の雨が嘘のような秋晴れ 例によって、開催時間より…
<武者袴> きらびやかな甲冑の間よりチラリと見える袴。 細かな柄が生地全体に付いている。 小桜、七宝、武田菱、亀甲、引目革、菖蒲革、蜻蛉などなど。 戦国武将の袴にこのような柄付き袴が使われていたのだろうか。 殿様クラスであれば、、納得もしようが…
≪火縄銃発砲手順≫ 火薬を流し込み、 玉を込め、 カルカにて、球を突き固め、 火皿に口薬を乗せ、 火蓋を閉じ、 火縄を挟み、 火蓋を切り、 狙いを定め、 引き金を引く ((((ブシャ、バァアアア~~~~ン)))) この一連の動作で火縄銃発砲と相成る。 …
≪フィギアペインティング≫ 煤けた色、褪せった色、風雨にさらされた色・・・・・ 古式ゆかしい色だと思ってました。 古き当時もそのような色だったのか 違うらしい、いや、絶対違う。 目もくらむようなきらびやかな色だったのでしょう。 そのあさやかな色を…
≪Armoured Fighting Vehicles≫ 台風が近づき、雨が降り続いく合間、嘘のように晴れた日曜日。 大阪、日本橋、VOLKS模型店ビル八階にて、AFVの会が開催された。 三十年前、ミリタリミニチュアブームの真最中に戦車プラモ好きが集まる会・・・・ あれから三十…
≪火縄銃≫ 2006年5月の長篠のぼり祭りで初めて、火縄銃発砲を体験した。 天にも轟く大音響を発し、辺り一面に真っ白な発砲煙が立ち込めた。 空砲でこの威力 これが実弾となると火薬量が増し、発砲炎の火の粉が噴出するはず。 空砲でも、射撃手同士の間隔…
《鉄砲衆》 鉄砲衆とは、鉄砲発砲だけでなく、修理、加工場を持ち、火薬にも精通していたはず。 それが戦国大名に抱えられて、家臣となっていったのでしょう。 当時、第一級の極秘技術を守り通したに違いない。 只、大金が動く為、全国区になるのは、早かっ…
《勝って兜の緖を締めよ!》 前回の日記で紹介した烏帽子形兜。 兜が出来れば、被りたいのが心情。 とりあえず、被ってミターーーーーー 頭サイズが大き過ぎたのか・・・・・ブカブカやん。 前が見えんでござらんか・・・・・ 鉄砲足軽の頭に詰め物を足し、…
【烏帽子形兜】 兜は、頭に被り、個性がよく出るものである。 作り手からは、一番、美味しいところでもある。 ただ、種類の多さは、半端無く、迷ってしまいそう。 長篠へ向かう織田軍鉄炮足軽衆・・・・・ 実際は、配下武将お抱えの鉄炮衆をも集めていたらし…
残暑お見舞い申し上げます。 今年の夏も非常に暑う御座る(~Q~;) 実家でトマトが成ったそうな。 ベランダ菜園でござる。 もちろん、一番デカイ奴を頂戴致した。 拙者も我が家にて、日陰庭に朝顔を植えてみた。 日陰庭だが、ひとつ咲いた。 有り難や♪有り難や♪…
『威し』 おどしと読む。 前回の日記で素掛け威しと毛引き威しの問答があった。 威しとは、鎧パーツを繋ぐ紐=《緖通す》からきた名称らしい。 こけおどしのことだとず~っと思っていたが違うらしい。 鉄炮衆の兜のしころ(耳隠し?)、袖板、草摺(腰周りのス…
【肩上】 わだかみと申す。 重い胴を身にまとう。 その重量故、繋ぎ紐が肩に食い込み、痛かったと想像していた。 意外と負担無く、リュックサック感覚みたいなものなのか? 後胴よりのびる肩の幅広なる帯状のものが【肩上】。 前胴との肩上を繋ぐ紐を【高紐…
【火縄銃を触る】 通勤電車内で歴史小説を読みふけること数十年・・・・ 頭の中でその場面が思い浮かばせ、楽しんだ。 が、その場面は、正しかったのだろうか? 当時の映像は、当然無い 寺社の奉納品が僅かに残るだけで、生活環境は、空想するしかなさそうで…
【オーダーメイド】 現代人が当世具足を着用した写真をよく観察すると、胴のサイズが小さいのではないかと思われるものがある。 当時の男子身長160cmまでとするとSSサイズとなる。 確かに窮屈そうなのだがベストサイズの胴は、ピッタリがいいのか、ゆったり…
【侍袴】 戦国期、一般ピープルは、何を着ていたのだろうか。 武士は、直垂(ひたたれ)に袴(はかま)姿が思い浮かぶのだが・・・ 調べたところによると小袖のみの着用らしい。 で、袴は、身分差により、はけなかったのか? 町人あたりが着用している絵が残って…
【タミヤ忠臣蔵フィギア】 1970年代、タミヤという模型メーカーがダントツの技術で模型界をリードしていた。 極限までリアルなモールドと正確な説明書で他社を圧倒 何よりも、その物の歴史的活躍を語たり、モデラーの想いを満たしてくれた。 そして、ミ…
【たねがしま】 1543年、九州の南方に位置する種子島にポルトガル船が漂着した。 そのポルトガル人が鉄炮というものを所持していた。 その威力は、従来の弓を遥かに凌駕していた。 時は、戦国乱世である。 種子島領主がそれを購入し、刀鍛冶に複製をさせ…
【長篠の合戦】 信長の三千丁の鉄砲による三段連撃ちを行ない、武田騎馬軍団を壊滅に追いやったという革新的な合戦。 有名な合戦だけに諸説が飛び交い、さまざまな思いが入り乱れる。 戦国物二作目の題材としたのは、これを作りたくてたまらなかったのです。…
【槍衾】~三方ヶ原合戦 武士でもなく、農民町民が槍を持ち、戦へ行かねばならなかった時代。 戦乱の世ならばでござるかの。 数に物言わせる時代でもあったことは、確か。 鉄砲、弓は、訓練が必用なのだが長柄槍は、力があれば、良かったのかも。 戦国合戦の…
流鏑馬神事 疾駆する馬上より、弓を射て、二町(218m)を走り抜ける。 その間、三つの的に当てる。 平安時代より続く馬上実戦弓術の訓練である。 戦国時代には、新兵器の台等による兵法が変わり、廃れるが現在、神事として、人気を得ている。 (((((((((((((((…
下鴨神社 ゴールデンウィークに京都へ馳せ参じた。 流鏑馬神事を見る為、京阪電車で出町まで直行する。 学生時代は、三条までしか、行って無かったが市内で地下鉄となって出町駅まで京阪特急が行く。 下鴨神社は、出町駅のそばにある。 高野川を渡り、世界遺…