戦国情景

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三好長慶の宗教ネットワーク


当ブログは、『政治』と『宗教』と『野球』の話を極力避けておりまする💦

個人の立場、嗜好により、感情というものが熱くなるようでござる💦

ただ、歴史と宗教は、切っても切れない。。。


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               とくしま歴史講座 天理大学 天野忠幸先生



三好長慶の宗教ネットワーク』


室町時代足利将軍家と京五山禅宗の結びつき。。。

禅宗は、中国からの渡来故、日明貿易を円滑にしたらしい。。。


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応仁の乱以降、初めての天下取りに挑んだ三好長慶。。。


禅の教えが数々の宗派を作り、それぞれが切磋琢磨と勢力拡大を図る室町時
代。。。



国を治めるには、幕府の官寺、守護所を連動させることに。。。

ところが。。。

阿波守護細川氏曹洞宗に対し、三好之長(長慶の祖父)は、臨済宗妙心寺派となり、

京五山外の独自の路線へと。。。


次の三好元長は、臨済宗大徳寺派に。。。

上司の細川は、これが気に入らなかったのか。。。。

なぜか、元長は、数万の一向一揆にやられてしまいます。。。

一方、足利幕府は、京での法華宗を禁じ、京の商人たちは、大坂へ逃れました。。。

三好長慶は、これを庇護して、町衆人気を高めていくことに。。。

そして、キリスト教に対しても、布教を許すことになります。。。

法華宗、南蛮宗共々、貿易の優位を狙っていたのでしょう。。。


長慶自身は、

「百万の大軍は怖くないが、大林宗套の一喝ほど恐ろしいものはない」と語っていたほどに

大徳寺90世大林宗套に深く帰依しており、南宗寺の廻りは必ず下馬して歩いたらしい。。。










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