赤備え
その時、山火事が起こったのかと思う位、
突如、戦場地が真っ赤に変化した・・・
それがスルスルと野火のごとく、こちらへと向こうてきた。
朱色の具足を身にまとい、真紅の旗をなびかせた軍団だ!
遠方よりは、神々しく、みやびに見えたが
近づくにつれ、恐怖に変わった・・・・
甲州武田軍団は、赤備えと黒備えの軍を交互に配置して、采配を振ったと聞く。
戦場の様子が一目で分かり、采配する側は、的確に指示できたであろう。
又、配下の兵も色わけにより、自分の置かれた戦場での場所が確認とれ、混乱せずにすんだのかもしれない。
これが、武田軍団の強さだったのかも。
写真の山縣昌景の桔梗紋の旗色がなぜ、紫では無く、朱色にしたのか?
確かに川中島の合戦図には、薄紫色であった。
その後、赤備え軍団を配下にした時、赤に変わった方と見てもいいのかな・・・・
資料不足で迷いところです。
どなたか、教えてくだされぇ~