戦国情景

ミニチュア戦国情景模型工房にようこそ!

脛当を作る。

脛当(すねあて)
 
弁慶の泣き所、脛を守る為に鉄板を巻きつけたハイソックス?
何故、そんな重たいものを着けて走るのか。
戦いになると足払いとかが有効のはず、当然、防御したいのも解る。
足軽とは、足が軽いと書くのだが・・・
団体戦となった長柄槍足軽には、必須アイテムになっていったのだろう。
拙者が学生の頃、デモに参加する為、ジーパンの下に週刊誌を巻きつけた仲間の話を聞いたことがある。
上半身が傷ついてもスクラムは、組めるが足が傷つくと倒れれてしまい、逃げ切れないらしい。
時代が変わってもやることは、同じでござる。
 
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脛当付きの膝下だけを別パーツで作る。
後で大量生産の為、足首の角度を変えて、数種類の原型を作った。
写真掲載分は、モデル立ち用。
 
草鞋は、足半(あしなか)という踵部分が無い草履にした。
足先の指がスパイク代わりになり、鼻緒が芯縄にて強く、水中での抵抗も少なく、足裏に小石が詰まることもない。
信長も好んだ戦場での人気アイテムでござった。
残念なことに一寸半人形世界では、目立たなかった・・・