戦国情景

ミニチュア戦国情景模型工房にようこそ!

火縄銃を持つ

           ((((((戦国堺を往く!)))))))
 
戦国堺と言えば、戦国期の流通の最大拠点であり、武士に支配されない町で有名。
それと忘れてはならないのは、火縄銃の生産地でもある。
今も鉄砲鍛冶屋敷が残っている。
そこに『堺鉄砲館』が最近出来たのです。
鉄砲鍛冶屋敷の一角に地元の火縄銃保存会の有志の方々で開館(土日のみ)されています。
入館料も百円
これは、行かねばなるまいて
 
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小さな路地が碁盤の目になった戦国期のままの町割り。
堺を守った環濠は、すでになく、看板のみ。
 
路地を少し行くと『鉄砲鍛冶屋敷』がある。
個人宅らしく、当然、建物内は、観れない。
 
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その鉄砲鍛冶屋敷を通り過ごしたところに目指す『堺鉄砲館』があった。
 
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昔ながらの風情のある町屋である。
オマケに滅多にお目にかかれないくぐり戸である。
建物内部は、手前の土間に火縄銃が惜しげもなく立てかけている。
どれも現役で戦国祭りで活躍している本物で御座った。
そのひとつをいきなり持たせていただくことになった。
それも十匁目侍筒をである。
『重たぁ~』・・・・それしか言えず、只々感激して、火蓋も切らせて頂いた。
気が付けば、堰を切ったように戦国堺筒の疑問点を次々と質問をしていたのです。
 
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最後に正しい火縄銃の撃ち方を教わった。
前傾姿勢が弓とちがうところらしい。
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火蓋を素早く切っても銃身は、ぶれていない。
年期のはいった打ち方をご披露くだされた。
 
車で行くには、止めるところが遠く、天王寺から、チンチン電車阪堺線高須神社駅で降りるの一番近い。
堺鉄砲館筋を南へ出ると無料休憩所『鳳翔館』でお茶を頂くことも出来る。
 
もし行かれるなら、年末年始は、お休みの予定らしいので一月中以降のほうがいいかもしれませんよ。