合印金箔押し

乱戦の最中、石ころに足をとられ、ドロ溜りにはまった。

起き上がるところを後より組み敷かれ、喉を掻かれそうになる。

とっさにドロを投げつけ、間合いを取る。

なんと、同じ合印の金箔押し胴ではないか

『お、お仲間じゃあ・・・・』

 

足軽胴には、殿様の紋をつけた合印が描かれている。

これにて、敵味方がわかるマーキングで御座る。

この紋が手書きには、チョー難物。

 

パソコンにて、紋を作り、プリンターでサイズを調整して、デカールに印刷した。

印刷されたデカールを足軽胴に貼る。

簡単そうなことなのだが・・・・・

 

 

インクジェット印刷では、金色がなかった。

金色シール印刷では、シール厚みが気になる。

とりあえず、貼ってみた。

 

 

赤い部分は、下地と同色の故、同化した。

金箔色は、もはや、いかんともしがたい。

 

 

ききょう紋の形とバランスは、正確なのだが・・・・・・金色を塗ってみた。

 

 

デカールの僅かな厚みのお蔭で以外に塗り易かった。

これがアゲハ蝶紋でなかったことが救いで御座る。

 

 

この合印の難物を乗り切れたことに足軽衆の完成がさらに近づいた。

 

（（（（（（（（（（（（これで我方も万人力よ））））））））））））））