火縄銃の構え方
【火縄銃を触る】
通勤電車内で歴史小説を読みふけること数十年・・・・
頭の中でその場面が思い浮かばせ、楽しんだ。
が、その場面は、正しかったのだろうか?
当時の映像は、当然無い
寺社の奉納品が僅かに残るだけで、生活環境は、空想するしかなさそうで御座る。
道理で確かな根拠が必要とする博物館での人の模型は、少ない。
ビデオが無くても絵があるやん。
鳥獣戯画のこととちゃいまのん。
絵馬があるやろ。
・・・・・・
とりあえず、火縄銃を撃つという祭りへ駆けつけた。
空砲ではあるが大きな音とすごい爆煙
すっくと立ちながらの撃ち姿勢。
現用銃は、台尻を肩に当てて構えるのですが火縄銃は、頬に当てて構える。
そのせいで顔は、真っすぐに近い。
弓の構えと似ている感じがする。
それをイメージしながら、我足軽殿に構えてもらった。
右手で台尻を包み込むように頬に圧力をかけ、左手で銃身を支える。
左ひじは、90度の角度にした。
この角度にするのは、一番力が入り、銃身が揺れない。
博物館で火縄銃を構える体験をしたのですが長い銃身の割にバランスが良く、
軽く感じさせ、照準するのにぶれにくい。
最近、堺鉄砲館で御教授していただいたことに前足に重心を乗せ、撃つのが良いと。
確かに実弾時の火薬量からすると反動は、相当なものかもしれない。
鉄砲足軽制作時には、気がつかず、無念。
次回作成時には、是非にでも挑戦致したく存ずる。
射撃時の顔でござる。
眉間に皺を寄せ、食いしばる口を加工。
頬当て動作の為、頬を削った。
新しい事の発見ばかりで楽しくてしょうがない。
つづく
戦国乱世は、如何かな!