戦国情景

ミニチュア戦国情景模型工房にようこそ!

信長の鉄砲隊

【鉄砲足軽
 
天正三年五月二十一日早朝、長篠城西一里【設楽ヶ原】にて、武田軍と合戦相成り候。
谷間の山沿いに馬防柵を連ならし、野陣とした織田軍。
そこへ長篠城を囲み攻めをしていた武田軍が突入。
その谷間は、二百メートルと狭い。
折しも梅雨時、幾筋かの小川が泥沼化する地形。
攻撃するには、不利なように思えるが武田勝頼公は、軍配を振る。
 
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梅雨の合間の雨あがり、谷間に出れば、眼前に馬防柵。
柵が弱々しく見えたのか、雨で火縄銃が弱いとみたのか、対峙せずに突入
 
織田軍鉄炮隊に其の時が来ました。
 
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谷間を攻め手の法螺貝と太鼓の音が響き、キラキラ光る甲冑がそろそろと対峙する山より湧き出た。
 
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織田鉄炮衆は、早くも火縄銃に玉を込め、狙いを定めている。
 
 
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射程にはいれば、いつでも火蓋を切る算段。
 
 
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射撃手の後方には、小者が詰め、次弾装填の準備をしているのだろうか。
 
 
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信長公は、ここで放てと言われるが眼前の突撃模様に膝が震えおるわ。
 
 
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我ら、前田鉄砲隊にて、目立つ烏帽子形兜を被る。
コレ、身の丈を高くして、距離感を惑わすためなのじゃ。
 
 
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来たぞ、来たぞ、火蓋を切れ
 
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『それ、今じゃ
 
 
 
 
 
 
 
 
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長々と鉄炮足軽制作記にお付き合いして頂き、有難うございました。
 
火縄銃のことを理解するのに岐阜城清洲城長篠城のぼりまつりと旅をした結果です。
あれから、五年も経ち、新しく出会う資料に日々反省です。
とはいえ、戦国情景制作は、楽しゅう御座る。
次回は、何が出るか、お付き合い平に平に願い奉る。
 
                                       戦国伝道師PJ
 
 
 
 
 
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戦国時代を体感しようぞ!