戦国情景

ミニチュア戦国情景模型工房にようこそ!

足軽甲冑胴製造

二枚仏胴
 
 元亀三年(1572)、三方ヶ原の合戦は、武田信玄最強の時期。
それも、京へ目指そうと駿河を蹂躙せんとした時。
揃いの御貸し具足にもきっちりとした決まりがあったはず。
 
二枚仏胴・・・二枚の甲冑胴で身体の前後から挟み、脇の下の紐で結ぶ。
本来は、片方にヒンジ金具が付き、もう一方が紐結びらしいのですが
京から遠い甲州での足軽具足らしさを出す為には、両方共、紐結びと相成った。
 
模型製作としては、甲冑胴に模様が無い分、楽そうでござる。
 
イメージ 1
 
甲冑胴をランドセルのような肩上と肩紐(高紐)にて、固定。
この肩紐、脱着が素早く楽に出来る。
これを考案した御仁は、さぞや、デキル人なんでしょうね
 
只、模型製作としては、0.25ミリの銅線と悪戦苦闘してしまった。