二枚仏胴
揃いの御貸し具足にもきっちりとした決まりがあったはず。
二枚仏胴・・・二枚の甲冑胴で身体の前後から挟み、脇の下の紐で結ぶ。
本来は、片方にヒンジ金具が付き、もう一方が紐結びらしいのですが
京から遠い甲州での足軽具足らしさを出す為には、両方共、紐結びと相成った。
模型製作としては、甲冑胴に模様が無い分、楽そうでござる。
甲冑胴をランドセルのような肩上と肩紐(高紐)にて、固定。
この肩紐、脱着が素早く楽に出来る。
これを考案した御仁は、さぞや、デキル人なんでしょうね
只、模型製作としては、0.25ミリの銅線と悪戦苦闘してしまった。