関ヶ原参陣

去る10月24日、関ヶ原にて、天下分け目の大合戦まつりが行われた。

拙者もカメラ片手に大坂より、参陣致し御座候。

 

閑散とした関ヶ原駅前に列をなす女性たち・・・・これが噂の歴女でござるのか。

 

地形は、把握済みの拙者は、笹尾山目刺し先駆け致す。

途中、赤地に井の字幟を発見

 

これは、正しく、松平忠吉、井伊直政陣跡ではござらんか。

地図を再確認したところ、島津、小西陣跡が近い。

火縄銃演武見物を後まわしにしても拝陣せねばと横道にそれる。

小高い丘の上に島津陣跡を発見

 

この丘陵地帯を攻めるのは、ちと難儀かもしれんのお。

その地より、小早川秀秋の陣であった松尾山が見える。

島津陣地脇の開けた場所に小学校があり、その奥に小西行長陣跡があった。

ご婦人が二人、墓参りかのように線香をあげていた。

聞けば、小西家の末裔とか

行長の子供は、佐竹家へ匿われ、今に至ったそうであった。

よくぞ、繋いだことか。

 

お供えの蜜柑を頂戴し、鉄砲の音が鳴る方向へ、駆け始めた。

丘ひとつ違えば、音が山々を伝い、在らぬ所から聞こえる。

何処へ駆ければよいのか迷ってしまった。

戦場の足軽たちもこんなものだったので御座ろう。

 

果たして、火縄銃演武に間に合うのか・・・・・次回のお楽しみでござる。